弔ふ建築―終の空間としての火葬場

勝間和代VS香山リカのアエラでの対談(対決?)もおもしろかったが、アエラの今号の清野由美が書いた「現代の肖像 香山リカ」もおもしろかった。 読んで私は「香山リカ」派であることを再確認。 「がんばらない」「がんばれない」生き方を許容するというか、そもそもガンバリズムとはおよそ違うのが私の生き方。 あるときには「がんばっていけない」ということも言わなければならないと思っている。 以前も書いたと思うが、「ポジティブシンキング」というのが大嫌いである。 これは「死」をテーマとしていることと関係しているかもしれない... 続きを読む

時代

少し暖かく、いつ雨が降るかもしれず…という天気 このところ、たいしたことでないことに追いまくられたり、目的のはっきりしない会話をしたり、ちょっぴり怒ってみたり時間が曖昧に流れていく、という感じを味わっています。 他人と話をするのに、すぐ目的を探す悪い癖目的がなくてもいいじゃないか、と思ってみたり。おそらく他人にとっての自分のもつ役割がはっきりしていると安心して話せる、という習性のようなものが、いつのまにか身についているのかもしれません。反省というほど大げさではなく、思っています。呑み屋ではまったく意識しな... 続きを読む

サクラ咲く いろいろ 出版の事件まで

昨日は暖かだったがきょうは午後からうす曇で少し寒い感じです。 4月2~4日、つまりきょうの13時まで浅草の都立産業貿易センタービルで葬祭用具の展示会が行なわれました。 毎年3社が1フロアずつ使って同時開催されていたのですが、不況のため1社が抜けることになり、空いたスペースをK社が呼びかけ出展者を募集して行なわれました。 どういうわけか鎌倉新書さんと小社が協賛になり、誌上案内を行ない、ブースももちました。 1日搬入で、基本的に私も会場に詰めました。 フェアの現場に出るのは、前の会社以来です。 30年以上前の... 続きを読む

3月19日の予告

今、忙しいのでコメント欄が賑わっていることをいいことに放置状態です。 後から「知らなかった」と言われても困るので、予告だけしておきます。 今週金曜日、3月19日(金)午後8時00分から9時54分までBSフジ(アナログテレビだけの方は観られません)「ライブ・プライム・ニュース」に出演します。生放送ですが、http://www.bsfuji.tv/primenews/index.htmlで、放送後10日間は観ることができます。 テーマは「近年の葬儀の変化」(仮) 本日ディレクターとその日の当番の小林泰一郎解説... 続きを読む

恥ずかしながら「週刊現代」特集「美しい死に方」にコメント

少し寒さが和らいできたでしょうか。3月に入りました。 ご報告本日発売(3月13日号)の「週刊現代」で「美しい死に方」を特集しています。この号に私が数箇所コメントを掲載しています。 帯津三敬先生、川本明医師、大津修一医師、田中桂子医師、地域医療を進める色平哲郎医師、朝日俊彦医師、田中文良医師、和田秀樹医師らターミナルケアに熱心に取り組んでいる医師の活動が丁寧に紹介されている。 東大の上野千鶴子さんがこのところ引っ張りだこ。「お一人でも在宅死できる」と語る。条件は「第三者のサービスを拒まないこと」確かに単身世... 続きを読む