このところ雨も降り(それも局地的な)、ようやくちょっと涼しくなりました。だが、どうもバテ気味です。 案内したことでもあるので、9月13日に秋葉原で行われた全日本仏教会主催のシンポジウム「葬儀は誰の為に行うのか?~お布施をめぐる問題を考える~」の報告を一部しておきます。 なお、このきっかけとなったイオンのお布施の金額目安表は何度かの変遷があり、現在ではホームページから完全に撤去されています。 シンポジウムは最初に4人が15分ずつ(とてもじゃないが短い)話した後、休憩時間に参加者から集めた質問にパネラーが答え... 続きを読む
年: 2010年
体力、気力 勝負
酷暑お見舞い申し上げます。 きょうは懸案の原稿2本、不充分ですが出しました。さんざん遅れて迷惑をかけたものです。 「書く」という行為は、私にとっては対象を具体的に設定しています。誰が読むかはわからないのは確かですが、それでは熱が入りません。ですから「書く」のは体力、気力をだましだまし振り絞り、といっても本来的には「努力嫌い」ですからたいしたことはありませんが、私的にはユンケル2本飲んで書きます。 でもこのところどういう方向か、ということで少し悩んでいます。というのは私の時代はそろそろ終焉なので、次の人への... 続きを読む
フェスティバル安穏 21回目
新潟も大阪も東京も暑いです。 北海道の方々はこの暑さ続きにびっくりしておられることでしょう。 8月28日は新潟角田山妙光寺 「万灯のあかり―妙光寺の送り盆 第21回フェスティバル安穏」 http://www.jbf.ne.jp/2010/07/post_167.html 400人以上来られたようです。それにスタッフが130人。 妙光寺は日蓮宗ですが、他宗派の僧侶の方もスタッフとしてかけつけてくださいました。 今回から企画内容が大幅に変更 今年より企画は地元スタッフの方が全てやってくれたので、私は若いスタ... 続きを読む
難しい
また家族の意思での脳死判定、臓器移植があった。このところ連続している。 私自身はカードに脳死判定、全臓器提供意思を記入している。但し、肺はもとより、使おうとしても使用可能な臓器あるかどうかは別問題である。 延命治療にしても本人の意思が事前に明らかでなければ、結局のところ家族の意思にその判断が委ねられるというのは家族にとって厳しいものである。まして臓器移植は、一般論から言えば、若い人の臓器が対象になる。交通事故とかそうした突然の事故死等のケースが多い。そこで判断を迫られる家族ははたして正常な判断が可能か? ... 続きを読む
8月15日
8月15日敗戦記念日心して想う。 8月13日~16日は月遅れのお盆である。多くのところで15日の晩、盆踊りが行われ、夏祭のピークとなる。この盆踊り、生者だけではなく死者も一緒に踊るという。生者と死者が心おきなく一緒に過ごす時間 死者を想う時、戦争の死者を想う時 昨夜、倉本聰『歸國』がテレビで放送された。といっても私は帰路、音声でのみ最後の部分を聴いただけだが。戦時中に南の島で玉砕した「英霊」が現在の日本に現れるという話。演劇のドラマ化らしい。 死者が帰ってきたらどう思うだろう?死者を迎えるお盆 皆、あま... 続きを読む