バブルの幻影と葬祭業

鎌倉新書の「いい葬儀」の「ライフエンディング業界のトップインタビュー」というところに私のインタビューが掲載されたので報告しておく。(雑誌『仏事』にも掲載されるらしい) 題して、少々禍々しいが 30年囚われ続けたバブルの幻影。葬儀業界は呪縛から解かれ、新たな発想 https://www.e-sogi.com/guide/top_interview/28384/ インタビュー記事なので、あちこち寄り道しながら話したものだが、きれいにまとめてくれてある。 補足するとこういうことだ。 日本の葬祭業は前回書いた... 続きを読む

暦、歳についての話と年末のあれこれ

新年最初の葬研「碑文谷創の葬送基礎講座⑲」では 「暦」を扱った。 私としては珍しいことだが正月にちなんでの話となった。 https://souken.info/himonya19 ■暦、歳 扱った内容は 元号・年号/西暦/太陽暦=グレゴリア暦/旧暦/数え年、満年齢—年齢計算に関する法律/なぜ数え年なのか/年齢のとなえ方に関する法律」/享年、行年/法事は数えが優勢 「年」を表すのに西暦と日本では元号表記があり、暦には太陽暦と旧暦があり、「歳」には満年齢表記と数え年表記とがある。 死亡年齢は今では満年齢表記... 続きを読む

人の死を看取り、弔い、葬ること

12月2日に葬研「碑文谷創の葬送基礎講座」が更新された。 テーマは「人の死を看取り、弔い、葬ること」https://souken.info/himonya17 このテーマで書くことは何度目かになる。 私にとってはメインテーマともいうべきもので、これについて触れないと、なにか忘れ物をしたような気がして落ち着かない。 そこで10回に1回とまではいかないが、このテーマにときどき立ちかえることになる。 データはいつも最新であることに気をつけている。 データがすべてでは無論ないが、データを時系列で見ることで時代が浮... 続きを読む

「葬祭業」か「葬儀業」か?

葬研「碑文谷創の葬送基礎講座⑮」が本日(11/11)更新された。 今回のテーマは 「葬祭業」か「葬儀業」か? https://souken.info/himonya15 ■Wikipediaの解説の間違い Wikipediaでは 「葬祭業(そうさいぎょう)は、葬儀や祭事の執行を請け負う事業である。葬儀のみを行う場合は葬儀業ともいうが、石材店や生花店・造花店など葬儀にかかわる業種が兼業することも多く、近年では他業種から参入するケースもある。」 と書かれているが、結論からいえば「葬祭業」と「葬儀業」に実体とし... 続きを読む

「供養業界」「終活事業」「ライフエンディング産業」という世界

前回の更新から20日以上経過した。 もっとも昔は月単位で更新をさぼったこともあった。 今回は理由のあることであったが、それは別に書く。 10月15日にすでに葬研の葬研「碑文谷創の葬送基礎講座」が更新された。 今回は14回目にあたる。 タイトルは 「供養業界」「終活事業」「ライフエンディング産業」という世界 https://souken.info/himonya14 葬送関係の事業分野を総括する用語として「供養業界」「終活事業」「(ライフ)エンディング産業」の3つがある。 これを整理し、事業者の取り組みにつ... 続きを読む