Q 血縁者の死について、先祖・子孫のタテ関係において、その方の「死」を弔うため(受け入れるため)の葬儀の中に、タテの関係がどう関わってくるのか?「若い世代に受け継ぐ」現代に相応しい形態は?家族葬、近親者葬の中にタテの流れをどう表現するのだろう? A私は、父母や義母の死の際に、孫どもに自由に遺体に触って自分たちなりの別れを時間制限なしに行うようにしました。子どもたちは自分たちの「オジイチャン」「オバアチャン」との別れを自分なりに自然に行っていました。恐がりもしませんでした。 また私は、家族の死... 続きを読む
老化、自然死をどう考えるか―Q&A③
死について「おまえはどう考えるか?」と質されると、一般論の解説では済まない。ここは素直に自分の考えを言わないといけない。 ③老化、自然死をどう考えるか?-Q&A③ Q医療の発展により長生きできることは良いことなのか。「当然」と多くの人は答えますが、医療費の増大がこれからの子どもたちに負担になることを考えると、老化→自然死をどう考えますか?(私の場合は老化とともに死を迎えたい) Aここで「老化」「自然死」について解説することはしません。 人のいのちは自分では左右できません。そもそもベッドの上で... 続きを読む
新門さんのHPは故障閉鎖中です
私が前に青木新門さんの「新門日記」のホームページを改装したお知らせをしたせいだろう。新門さんのホームページが見えないと、このホームページを訪れる方がいる。 新門さんのパソコン不調で今ホームページは読めません。 しかし、新門さんはFacebookで発信中です。https://www.facebook.com/yukio.aoki.75?fref=pb&hc_location=friends_tab&pnref=friends.all こちらをご覧ください。 ... 続きを読む
自身の樹木葬や宇宙葬への考えは?-Q&A(2)
前回に続きます。 https://hajime-himonya.com/?p=1550 (2)自身の樹木葬や宇宙葬への考えは? Q 長く葬送という事に向き合ってきて、自身の樹木葬、宇宙葬等の現代の葬儀に対する考えを聞いてみたいと思いました。 A 私は90年代の初期より、初期の跡継ぎ不要の永代供養墓の概念作成、日本最初の樹木葬墓地の理念作り約款作成に関与してきました。 散骨の合意形成にも関わりました。 どんな人も埋蔵を拒否されることなく、自分の想いが生かせるような選択肢を葬送の世界に築きたい... 続きを読む
自身はどのような葬儀を家族に託すのか?―Q&A(1)
葬送について講演した後、寄せられる質問があり、後日にそれについて回答する場合がある。全体の動きを解説するのがほとんどであるが、質問は私自身を直接問うものが多い。 2017年春に「日本人の葬儀観と死別」と題して行った講演後に寄せられた質問(質問は多かったが主催者より求められたもの)4つについて、その質問と回答を順次紹介する。 自身はどのような葬儀を家族に託するのか?―Q&A① Q「ご自身はどのような葬儀を家族に託しますか?」 A基本は妻と2人の子に全てを託します。といっても妻が先か私が先か、こ... 続きを読む