「週刊ダイヤモンド2月13日号」で特集「安心できる葬儀」の書き出しはこうだ。 愛する家族との永久(とわ)の別れは、なににも増して悲しいものだ。にもかかわらず、満足のいく送り方ができたという人は少ない。その大きな理由は葬儀業界にある。遺族の知識不足をいいことに、不必要なサービスを押し付け、過剰な利益をむさぼってきた。この特集では、業界に横たわる闇の構造にメスを入れ、葬儀の基礎から葬儀社の選び方、対応が安心できる葬儀社まで懇切ていねいに解説している。自分が納得してこそ、故人を心から弔うことができるだろう。 「... 続きを読む
「悼む」ということ
真宗大谷派の同朋新聞の座談会に招かれたことがきっかけで、いつも同朋新聞を送っていただいている。今号(2010.Feb)には前号に続き作家の天童荒太さんと真宗大谷派の僧侶である佐野明弘さんの対談「『悼む』ということ」の後編が掲載されている。 広辞苑で「いたむ」を引くと「痛む・傷む・悼む」と出てくる。 (1)(自五)①(肉体に)苦痛を感じる、②なやみに思う、かなしく感じる、心痛する、③迷惑がる、④(傷)破損する、⑤(傷)腐る、⑥損をする(2)(他五)①苦痛に思う、心痛する、②(悼)人の死をかなしみなげく、(3... 続きを読む
近況
高血圧のほうは、医者に降圧剤を処方してもらった以降は安定し、頭痛もありません。 一応、毎日のようにある締切に追われて、夜遅くなっても締切日は守るよう、途中放棄せずに書いています。編集者としての仕事も、今のところ、あくまで今のところですが、周囲の協力もあり、こなしています。 またまた失礼なことをしてしまいました。シンポジウムの記録集を出すということで、私が行った基調講演を忠実に文章に起こしてくれた原稿をいただきました。「校正」ということでしたが、話した当人でも?をつけるくらいの言語不明瞭さ(>o<... 続きを読む
頭痛の年末年始
謹賀新年 いよいよ2010年です。といっても特に想いはありませんが。最近、また怒りっぽくなったので、今年は冷静沈着な老年をめざそうかな、と思っております。 何せ昨年は、「主題を離れたところで論争をぶっかけパネルディスカッションを滅茶苦茶にした」と(この表現ではありませんが、意味的にはこれに近いことを)Iさんにも叱られたことであるし 実は年末の29日から今朝まで頭痛に悩まされており、29日は、いつもだったら簡単な頭痛はすぐ治まるセデスを薬局で買って飲み、でも効果なく、病院は休みだし… 頭痛に関してネットで調... 続きを読む
クリスマスが嫌い
なんというか、もうクリスマスという時期が過ぎて、歳末という雰囲気が漂っているきょうこの頃です。 その過ぎていったクリスマスですが、もう「季語」ですね。別にノンクリスチャンがどさくさに紛れて踊って、と批判するのではないのです。 クリスマスの語源は別にいい、「キリスト降誕祭」か「キリスト生誕祭」かなんてどうでもいい話だ。大体が世に「キリスト」と言われる人は「イエス」という歴史的存在であった。 12月25日を祝うようになったのは4世紀とか言われる。日本で「クリスマス商戦」が始まったのは明治30年代とか。これは「... 続きを読む