「葬儀市場の分化」 なんてあたりまえのことである。 なんでいまさら書いているんだ? という気分が書いている自分を憂鬱にさせていた。 おそらく高度経済成長もバブル景気も知らない40代、30代、20代の葬儀に係わる人たちにとっては自明なことのはずだ。 40代の人に 「葬儀の小型化という話を聞きますが、私たちが業界に携わった時、葬儀は小型があたりまえだし、個人化もあたりまえでした」 と言われたことを思い出していた。 この20年の間に葬儀市場はすっかり変わっているのに、それを前提に考えなければいけないのに、... 続きを読む
葬儀業の市場規模を予測してみた
葬儀業の市場規模を予測してみた。 葬儀業の市場規模については「2兆円」という数字が躍るがほんとうか? そこで私なりにデータを使ってやってみたのが 本日(2019年5月15日)公開した 葬研.com碑文谷創の葬送基礎講座④葬儀市場の規模は? https://葬研.com/himonya4 である。 世の中には大きく2つの葬儀市場予測数字がある。 ①日本消費者協会「葬儀についてのアンケート調査」を基にした予測 最新の2017年1月発表の「葬儀一式費用」の平均額が1,214,000円に全国の死亡数を乗じて算出... 続きを読む
格差社会の葬送
本日(2019【令和1】年5月1日、葬研.comの「碑文谷創の葬送基礎講座」(毎月1日、15日頃更新予定)が更新された。 第3回 格差社会の葬送とは―いま、葬送が抱える課題とは?(3) https://葬研.com/himonya3 これまでの2回は、 第1回 週刊誌は終活で大騒ぎ―いま、葬送が抱える課題とは?(1) https://葬研.com/himonya1 第2回 「少子多死社会」ということ―いま、葬送が抱える課題とは?(2) https://葬研.com/himonya2 「人並みの葬儀」と... 続きを読む
仕事部屋四畳半をネズミに天井に穴をあけられ修復したこと等いくつかの報告
世の中は明日4月27日から10連休だという。 しかし、現業を外れた者としては「連休」であるかどうかはおよそ関係ない。 変わらぬ「日常」があるだけである。 ■ネズミが穴をあけ、天井修復 少し前に自室である四畳半を少しいじった。 それはネズミが天井裏を走り回り、天井を突き破りネズミが危うく転落しそうになったからだ。 大工さんに入ってもらい天井を修復した。 その際にいったん部屋にあったものを全部外に出し、修復後に納め直したのだが、この際、3年前の事務所から引っ越しの際にそのまま入れたものを整理し、多くを捨てたた... 続きを読む
報告 新規公開2件とこれから書くこと
■葬研.com「碑文谷創の葬送基礎講座」第2回 「少子多死社会」ということ 4月1日(2019年)より月2回(1日、15日)1年間の予定で 葬研.com https://葬研.com/ に「碑文谷創の葬送基礎講座」と題して連載をしている。 その第2回が4月15日に掲載された。 題して 「少子多死社会ということ」 https://葬研.com/himonya2 「少子化」「多死社会」「死に対する感覚の多様化」 について書いた。 マスコミは「多死社会」即「火葬場が不足する」とばかりに、ほんの一部の都市計画を失... 続きを読む