死亡数 人口動態統計と人口推計2006年版、2012年版、2017年版の比較

国立社会保障・人口問題研究所は、平成27年国勢調査の確定数が公表されたことを受けて、これを出発点とする新たな全国人口推計(日本の将来推計人口)を行い、 平成29(2017)年4月10日にその結果を公表。http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp_zenkoku2017.asp 『四訂葬儀概論』(4月1日発行)にはギリギリ間に合わなかったのは残念。そこで死亡数についてのみ出生中位・死亡中位の推計を2006年版推計、2012年版推計と合わせて対照比較でき... 続きを読む

辻早紀「サヨナラの記念日」(葬送三部作)を聴く

CITY-WAVEの相徳さんという方からメールをいただいた。 突然のご連絡で申し訳ありません。  弊社は20年近くに渡り音楽レーベル「G-WAVE Factory」を運営しており、 CDのリリースやアーティストのプロモーション等を行っております。 今年の6月7日(水)にG-WAVE Factoryより「辻早紀(つじ はやき)」というソロアーティストが 『サヨナラの記念日』というCDで全国デビューするのですが、この作品のテーマが「死別」で、大切な人との死別はとても悲しいことだけれど、その人の記憶がこれか... 続きを読む

四訂葬儀概論が完成

『四訂葬儀概論』が4月7日完成。   初版が1996年4月、改訂版が2003年5月、増補三訂(360ページに)が2011年6月、今回の四訂が2017年4月…と平均5年強で改訂を繰り返してきたことになります。 本体9,524円と少々高いですが、葬送に関してはまとまったものはこれ1冊、内容的にはそれなりのものと思っています。 葬送の歴史としてまとまったものは本書が本邦初でしたが、現在の部分はいまだに書き続けています。 私のライフワークとなりました。 初版は1996年の葬祭ディレクター技能審査の第1回に間に... 続きを読む

公取「葬儀取引実態調査報告書」公表―葬祭業の実態、課題が明らかに(2)葬儀市場

「葬儀取引実態調査報告書(平成29年)」の第2弾。 ①葬儀の市場規模は1兆7800億円は正しいか? 報告書の最初に「葬儀業の概況」があり、その1に「葬儀市場の概況」がある。 最新の2015(平成27)年には1兆7800万円(見込み)とある。 直観として大きすぎる!と感じた。 計算根拠は?と調べようとしたら、これは公取が計算したものではなく、矢野経済研究所『フューネラルビジネスの実態と将来展望 2015』をもってきたものだった。 公取の手抜きである。 これを調査結果の最初にもってくる神経を疑う。 矢野... 続きを読む

公取「葬儀取引実態調査報告書」公表―葬祭業の実態、課題が明らかに①下請法違反

公正取引委員会は(2017年)3月22日報道発表資料を公表した。 「(平成29年3月22日)ブライダルの取引に関する実態調査報告書」http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/mar/170322_1.html 「(平成29年3月22日)葬儀の取引に関する実態調査報告書」http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/mar/170322_2.html この2つの報告書が同日に発表されたのは偶然ではない。この同一調... 続きを読む